engineer is my vocation

22卒のAndroidエンジニア

サイバーエージェントのイベント「平成最後のハッカソン」に参加しました!

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4/19~4/30までの10日間、サイバーエージェント主催の「平成最後のハッカソン」に参加しました。

イベントの概要はコチラ

目次

  • 応募のきっかけ
  • チーム発表
  • お題
  • 完成品
  • 発表
  • 結果
  • 懇親会
  • 最後に

応募のきっかけ

約一ヶ月前、同社の別のイベントに参加させていただき、その際にフォローしたTwitter でこのイベントの存在を知りました。普段は個人での開発ばかりしているので、仕事としてコードを書く上で重要となるチーム開発の経験を積むための良い機会だと思い、応募を決めました。

チーム発表

このイベントは知人友人とチームを組んで参加することも可能だったのですが、都合がつかなかったので、今回は、自分と同じように個人で参加している方々とランダムでチームを組んでの参加となりました。(Android 2人 Webフロント 1人の3人チーム)

お題

4/19に制作物についてのテーマが発表され、その内容は「平成生まれの私たちが、平成を楽しく振り返ることができるサービス/モノ」というものでした。このテーマのもと、制作物について話しあった結果、今回のハッカソンでの制作物は「自分でイベントを作成し、オリジナルの平成スライドショーを作成するAndroidアプリ」と「各端末で作成されたイベントを集約し、複数人で思い出を共有するWebサービス」の二つに決まりました。このテーマに決まった理由は二つあり、一つはメンバーの3人が別々の場所にいて連絡が取りづらいので、作業分担をはっきりさせたかったということ、そして二つ目は「私たちが楽しく」というお題の趣旨から、複数人での利用を想定したサービスを開発すべきだと思ったからです。

完成品

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イベント編集画面(Android

この画面においてこだわったことは、編集用カードのデザインです。当初は編集可能な状態のカードを並べる案と、リストからイベントを選択して編集画面に移動するという二つのアイデアがあったのですが、前者のアイデアは編集する際の操作回数を減らせる代わりに画面の情報量が増えてしまい、後者のアイデアは画面が見やすくなる代わりに画面遷移の回数が増えてしまう、というものでどちらのアイデアを採用するか悩んでいましたが、最終的にカードを開閉式にして双方のアイデアをいいとこ取りするという案を思いつき、採用しました。

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イベントプレビュー画面(Android

この画面においてこだわったことは、スライドショーのアニメーションです。このアニメーションには ObjectAnimator を採用し、スライドショーのカードや年を示す矢印の流れるようなアニメーションを実現しました。(静止画ではわかりづらいですが)

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プレビュー画面(Web)

この画面においてこだわったことは、「みんなで」「同時に」「振り返る」ということです。今回の作品では Firebase の機能をフル活用し、ユーザーからのリアクション(スタンプ形式でアプリから送信)をリアルタイムでスライドショーに反映させる機能を実装しました(してもらいました)。この機能は発表での大きなアピールポイントとなり、発表後の体験会で多くの人に体験してもらうことができました。(大勢がスタンプを送るとスライドショーがカクつくという問題点もここで初めて発覚しました…)

発表

平成最後の日である4/30に、サイバーエージェント本社で、参加した全グループによる発表会が開かれました。グループの数も多く、どこかの発表で自分たちとアイデアが被ったりしないか心配でしたが、どのグループも個性豊かな作品を開発しており、どの発表も聞いていてとても楽しかったです。それどころか、「これを10日間で…!?」というようなクオリティの作品もちらほら存在し、驚きを隠せませんでした。そして迎えた自分たちの発表、緊張はしたものの、発表で伝えたかったことを時間ぴったりで言い切れたのでホッとしました。

その後におさわり会が開かれ、他のグループの作品を体験することができました。どの作品も甲乙つけがたく、最後の投票の際はどのグループに投票しようか本当に迷いました。

結果

残念ながら、賞を獲得することはできませんでしたが、チームとして開発を進め、一つのアウトプットとして完成した作品をこの場で発表できたことに大きな達成感を感じました。

懇親会

発表が終わった後は、社員食堂に移動し参加者全員での懇親会を行いました。ここでは、年代別や分野別に席が分けられ、多くの学生エンジニアと話すことができました。特に、同年代の人たちとAndroidの開発についての話題で盛り上がるような機会は普段は中々体験できないものであり、とても楽しかったです。それと同時に、話を聞く中で周りにいる人たちの技術力の高さに圧倒され、これまで以上に自分の開発に対するモチベーションが高まりました。後、この懇親会の二日前に二十歳の誕生日を迎えていたため、人生初のお酒を飲みました(お酒に弱いのか、ほろ酔い一本で頭が痛くなったので、すぐにジュースに切り替えましたが…)。

最後に

このような機会を設けてくださったサイバーエージェントのみなさん、開発を共に進めてくださったチームメンバーのみなさん、そして多種多様な作品を見せてくださったハッカソン参加者のみなさん、本当にありがとうございました!